事業概要
大阪に本社を置く日本テレビ系列の放送局。
「ダウンタウンDX」や「秘密のケンミンSHOW極」、「名探偵コナン」など全国で広く愛される番組や、「情報ライブ ミヤネ屋」「ウェークアップ」のように関西から全国に向けた報道番組、また「大阪ほんわかテレビ」や「す・またん」「かんさい情報ネット ten.」など地元に根差した情報を伝える番組まで、バラエティに富んだ番組を制作。
ウェブサイト:https://www.ytv.co.jp//
- (リサーチ) 視聴者インタビューの記憶想起による視聴経験では信頼に足る調査・分析ができない
- (データ) 独立局やBS局で放送される野球中継の視聴分析が十分にできない
- (データ) 分析データを基にPDCAサイクルを回すことで、データドリブン文化醸成に寄与
- (リサーチ) 視聴者アンケート ✕ 番組を見たログ (ファクト) で説得力ある効果検証を実施
- (データ) 調査パネル型より100倍多いサンプルの視聴データを独立局やBS局、朝番組の分析に活用
- (リサーチ) 番組視聴の自己申告や統計誤差によるデータへの不信感を払拭、説得力ある社内報告が可能に
- (データ) 分析データを基にPDCAサイクルを回すことで、データドリブン文化醸成に寄与
キャンペーンを実施する意義を社内に向けてデータで示すことができました。
番組視聴時間によってキャンペーンの応募条件が変化する企画でしたが、アンケートの回答から、キャンペーンを知っていた人/参加した人/意識的に番組を長く視聴した人の分類がわかり、さらにその人たちの視聴時間がキャンペーン前後でどのくらい増えたのかをファクトで示すことができました。
1回目の調査結果で得られた反省点を生かし、企画のここを変えたらどのように結果が変化するかという施策を2回目で試みました。このように分析データを元に改善するPDCAサイクルが社内で生まれています。
― 社内での反響はいかがでしたか?
「キャンペーンに参加した人/参加しなかった人でこんなに視聴時間の差が出ていると思わなかった」と、とても大きな反響がありました。
キャンペーンに参加した人の視聴時間が増えたというポジティブな結果が示されたことで、前回こうやって良い結果が出たので次はこうやりましょうという方針を、マーケティングから編成・制作へ提案できるようになりました。
例えば、朝の情報番組で視聴率に差が出るほどのキャンペーンを実施することは難しいですが、本施策では効果の蓄積が重要だと思っており、キャンペーンをきっかけに読売テレビを見た人が引き続き見ていただける循環を生み、1年後、2年後・・・とスケールしていくことを数字で示していきたいと思っています。
視聴率調査で十分にわからなかったことが、わかるようになったというのが大きいですね。
関西の特殊な例として、野球中継の視聴率が非常に高く、独立局やBS局の視聴が増える傾向があるのですが、視聴率調査ではこれらが一括りになっていて、チャンネル単位での分析ができませんでした。
レグザ視聴データでは、独立局もBS局も個別にわかりますし、さらにサブチャンネルの放送まで分離して計測されます。
これまで詳しく分析できなかった野球中継について、ダッシュボードで簡単に調べることができるのは、非常にありがたいです。
まず、受像機ログはパネル調査に比べてサンプル数が100倍くらいあるので、早朝5時・6時の番組でもF1(20~34歳女性) の毎分計までしっかり計測されることが番組制作・編成に欠かすことができないデータとなっています。
また、レグザデータはオンラインダッシュボードが放送局の業務目線でしっかり作り込まれている点を評価しています。放送のほか、YouTubeなどの配信視聴まで可視化され、さらに裏局との流出入や市区町村のデータなど、目的に合わせて見たいものをすぐに確認できるのが良いですね。
さらに挙げると、オーダーメイドの特別分析でも個別の深いところまで相談に乗りながら伴走してくれることが、レグザデータを使用するメリットだと思っています。
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