事業概要
福島郡山市に本社を置く日本テレビ系列の地上波テレビ放送局。平日夕方の情報番組「ゴジてれChu!」を制作。
データマーケティング力を武器に、新しい営業手法・番組改善に積極的に取り組んでいる。
ウェブサイト:https://www.fct.co.jp/
- ネット結線テレビ普及による生活者の行動変化を把握したい
- 視聴率調査に加えて、視聴実態を様々な観点から分析したい
- 市区町村別データの営業・制作活用
- 視聴率調査の補完データとして視聴量を定点観測
- BS・ネット動画・電源ON/OFFの流出入把握による社内認識の共通化
- 自社のエリア攻略課題の明確化
導入時は、既に利用している系列局様から利用方法をレクチャーいただきました。
その時に最も印象的だったのが、ダッシュボード画面の分かりやすさです。
例えば市町村別データをオンラインダッシュボードで見ると、「赤くなっているエリアが視聴が高いんだろうな」 と直感的に理解できます。流入出データも同様で、どの局にどのタイミングで流入・流出したのかを瞬時に把握できる表示となっていました。
おかげで操作方法の理解もスムーズでしたし、何より普段データに触れていない社内メンバーに情報を共有するのに役立っています。
ダッシュボード画面をキャプチャするだけで、伝えたい情報をすぐに共有できるので、発信する側としては非常にありがたいですね。
もちろんその気になれば、様々な観点から細かく分析できる機能が実装されている点も、導入の決め手となっています。
制作面では、普段の 「ゴジてれChu!」で中継や企画を実施した際、取り上げた市町村データで反応が見られると、制作陣に共有しています。
担当ディレクターとしては、結果が目に見えるは嬉しいことですので、制作メンバーのモチベーション向上にも貢献していると思います。
また、生活者の行動変化を知るという観点では、時間帯別・番組別の視聴量や、流出入データは毎日見るようにしていますね。
データを見て気づいた点にコメントを付けて、関係者に共有するのが定型業務となっています。
― 毎日データを見るのは大変なこと思いますが、その中で導入効果を感じる点はありましたでしょうか?
流入出について、BS局やネット動画への流出入量も確認できる点に価値を感じています。
これまで推測するしかなかったこれらのチャンネルへの出入りがハッキリとデータでわかるので、関係者全員で同じ認識を共有できるようになりました。
その他、電源OFFによる流出タイミングもわかるので、流出前に宣伝する番組選定の検討も進めています。
また、各エリアごとの視聴を可視化することで、自社の課題を明確化できたことも効果として実感しています。
市町村データを見てみると、多くのエリアで自局番組がよく視聴されている一方、番組によっては他局をよく見るエリアが存在することが確認できました。
そのため今後は福島県全体で自局ファンがより増えるように、現在は様々な施策を検討しているところです。
このように、課題解決に向けて動き出すきっかけを与えてくれたことも、レグザデータがあったからこそと思います。
― 今後、レグザ視聴データサービスで実施したい施策はありますか?
レグザ視聴データを使った広告営業支援を、今以上に進めていきたいと考えています。
市町村別のデータ以外にも、リーチ率や推計視聴人数など、レグザ視聴データでしか出せない指標が様々あります。
これまでは視聴率を利用した広告営業が主でしたが、時代も少しずつ変わってきていると感じています。補足的にレグザデータをお見せすることで、広告価値を感じられるスポンサー様もいるのではないかと考えています。
そのためには、社内にデータへの理解を広め、データを活用した営業方法を検討したりと、やらなければならないことは山積みと感じています。
― ぜひ、私たちからも支援させていただきたいと思います。レグザ視聴データサービスに期待することがあれば教えてください。
福島県内のサンプル数がさらに増えることで、人口の少ないエリアを含む福島県内の全市町村で視聴データが見られることを期待しています。
サンプル数は全国で毎月4万台、福島県だけでも毎年約8,000台のペースで増えている状況ですので、全市町村を網羅できる日も近いと思います。
また、私自身、データ集計スキルをさらに高めることに関心があります。
レグザさんに依頼するとデータを集計・加工して提供いただくことがありますが、オンラインダッシュボードのダウンロード機能を使って同じことが自分でできるようになりたいです。
今後は表計算ソフトを使ったデータ分析講座を開催予定と聞いていますので、実施される際は是非参加したいですね。
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