事業概要
千葉県千葉市に本社を置く、テレビ、インターネットなどを主体としたマルチプラットフォーム通信販売企業。4K HDR 24 時間 365 日連続放送を行うほか、BS2K、BS4K、CS、CATVでの放送や、テレビアプリでの配信を行う。
レグザ視聴データの活用により、常にお客様のニーズに合った番組・商品の提供を目指している。
ウェブサイト:https://qvc.jp
- 番組視聴数と販売情報の相関分析をしたい
- 自社の主要顧客が視聴するチャンネル・時間帯を知りたい
- 売上データと視聴データを掛け合わせて番組を評価
- 買付け候補枠の性年代別の視聴を可視化して収益予測
- より収益性の高い通販枠の買付けができるようになった
何より調査サンプル数が多いことですね。BS・CSの各番組の視聴を性年代別に分析しようとすると、どうしても一定のサンプル規模が必要です。ケーブル局のコミュニティチャンネルについても、放送エリアがいくつかの市区町村に限定されますので、サンプル数の確保が課題でした。
その点、レグザ視聴データは全国で数百万台規模のサンプル数があり、市区町村単位でも把握できるので細かい分析を高精度にできることが魅力でした。
また、レグザ視聴データは調査サンプルの幅が広いことも導入の決め手となりました。性別や年齢による偏りが少なく、低価格帯~高価格帯のテレビから視聴データを取得しているため、納得感のある結果を得ることができています。
新たな放送枠を買付けるときは、しっかりと前後番組の視聴状況や、その時間帯の過去の視聴傾向を分析した上で枠を検討します。
分析の苦労も絶えませんが、狙った通りの顧客層に、番組で紹介した商品を購入いただける機会が増えています。
このような放送枠の買付け方法はレグザ視聴データ導入前にはできなかったので、効果を感じるところです。
また、レグザ視聴データ導入前には、「私たちの顧客層はドラマ番組の後番組を多く視聴している」という通説があったのですが、実際に視聴データを見ることで、より親和性の高い時間帯を絞り込むことができました。
こういった取り組みを継続することで、必ず売上増加やコスト削減に繋がっていくと確信しています。
― データがあっても分析する人・時間がないというお客様がいらっしゃいますが、データ活用において斉藤様が工夫されていることを教えてください。
データを分析する専門チームがありますので、彼らが専用のダッシュボードを作ってくれています。 あらかじめ定点観測する指標を決めて、定型化したUIでデータを見られる環境を整えています。
しかしながら、私たちも分析を始めたばかりで経験値も少ないので、御社の視点でもアドバイスをいただきたいと考えています。
― 今後、レグザ視聴データサービスで実施してみたい分析はありますか?
1つ目に、より多くの属性情報を使った視聴分析を実施してみたいと思っています。
例えば、よく通販番組を見ている視聴者や、高所得層の在住エリアではどんなチャンネル・時間帯を視聴しているのか見てみたいですね。
これにより、これまでとは違った観点で放送枠の評価ができると考えています。
2つ目に、前枠からの残留視聴者を検証してみたいです。
例えば、韓国ドラマ後の通販枠で韓国コスメを紹介したら売れるのでは、という仮説があります。これを検証するために、前枠からの残留視聴者と新しく入ってきた視聴者を分けて、どれくらいの視聴があるか確認したいですね。
最後に、まだ自社で買付けしていないケーブル局の視聴にも興味がありますね。
より多くのコミュニティチャンネルで放送できれば、それだけ売上機会が増えます。
買付け前にはしっかりと視聴データで放送枠の評価をしたいので、そういった取り組みも今後は検討したいです。
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