事業概要
名古屋市に本社を置くテレビ東京系列の地上波テレビ放送局。愛知県を主な対象地域として自社番組を制作。
レグザ視聴データの活用により、より多くの視聴者に楽しんでもらえる番組づくりを目指している。
ウェブサイト:https://tv-aichi.co.jp/
- 自社制作の新番組を成功に導きたい
- 性別・年齢の区分だけでなく、新しい観点で視聴者を分析したい
- 番組企画時・ふり返り時に、市区町村単位までエリアの傾向を深掘り分析
- 視聴者が裏局から自局へ流入するタイミングを分析
- 番組ターゲットが見ている他の番組をリストアップし、効果的な番宣枠を抽出
- データに基づいた説得力ある打ち手を検討できるようになった
私が編成局に来る前から何回かご説明いただきながらも、当時は導入を見送らせてもらっていましたよね。今回導入に至った決め手は、2つあると思います。
1つ目は、テレビ視聴に関するデータサービスの数がすごく増えており、それと共にデータ分析がとても大切であるという業界の雰囲気の変化がありました。
2つ目は、すでに導入している放送局の協力でご説明いただいた時に、実際のデータ活用による成功事例を聞き、弊社での具体的な活用イメージがはっきり見えたことです。おかげで、すごく社内でも説明しやすく、導入を決めることができました。
― 説明を受けた際に、特に印象的だった他社の活用事例を教えてください。
以前から噂には聞いていた市区町村単位で可視化された視聴データを初めて見たのですが、こんなにもちゃんと出るんだ!と驚きました。自社制作番組の内容が地元の情報番組だったこともあり、いいよね!と思ったというよりも、ないとやばいよね!という感覚を持ちました。とてもタイミングが良かったと思います。
まずは触らないと何も始まらないと考えていますので、基本的に毎週、できれば毎日触ることを自分に課して意識しています。また、レギュラー番組があるときは、制作サイドと一緒にデータを共有することをミッションにしています。
分析業務の中に組み入れてタスク化することで、毎週放送後に強制的に触ることになりますし、それを制作サイドと共有するという業務のラインを組み立てて、ルーチン化してしまうのです。そうすれば、自動的に触りますし、回を重ねていうくうちにノウハウも溜まっていき、分析の精度が上がってくるかなと考えています。
現時点では、自分以外にもう一人データを触るのが好きな人がいて、二人でよく触っています。本当は他の番組担当にも広げていければいいと思うのですが、まだそこまで至っていないのが現状です。
― レグザ視聴データの導入効果を感じていることがあれば教えてください。
今までは基本的に、デモグラ (性別・年齢) 属性だけでデータ分析をしていたので、導入後、市区町村レベルまで可視化できたり、流出入が見えたりすることで、分析の解像度が格段に上がっていると思います。
また、従来のデータ分析では調査サンプル数が少なくて1票の重みが強くなってしまうことから、極端に数字が良く出たり、悪く出たりすることがありました。
このような時にレグザデータも合わせて見ることで、実際には普段の視聴者数と差がないから番組の中身が悪いわけではないということを確認し、制作サイドに伝えることができるようになりました。
― 今後、レグザ視聴データサービスに期待することがあれば教えてください。
いわゆる視聴率を上げるためにどうすれば良いのか、それを見つけるツールだと思ってはいるのですが、どうすれば見つかるのか、まだ悩んでいます。様々な角度で視聴実態がわかるレグザデータが、視聴率とどんな因果関係にあるのか、見つかるといいと思っています。
今は編成と制作での活用に留まっていますが、視聴データ活用を社内で広く啓蒙するためにも、今後は営業での活用をサポートして頂きたいです。
また、従来データではできなかった効果検証の課題がありますので、レグザデータで分析を支援していただけるとありがたいと思っています。
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