エントランス
練馬文化センターでは、エントランスサイネージの更新に際して、これまでイベント情報を表示していたプラズマディスプレイのリプレースを実施。練馬文化センターを訪れる利用者の方々に対して、情報を提供することで、利便性の向上を図っています。エントランスにプロフェッショナルディスプレイ55V型TD-E552を2台、新たに増設された情報コーナーにプロフェッショナルディスプレイ50V型TD-E502を1台設置し、来場者へのPRを強化しています。
導入の経緯
練馬文化センターでは、以前からプラズマディスプレイを使ったイベント情報の提供を行ってきました。しかしながら2台のうち1台のディスプレイは、故障により長期間使われていませんでした。またコンテンツをネットワーク配信していたため、専用のソフトを使わなければならずソフト自体も古くなっていたため、非常に使い勝手が悪くなっていました。
お客様が必ず通るエントランスを明るくしたい、故障品をそのままにしたくない、お客様にインパクトを与えたいということから練馬文化センターの顔ともいえるエントランスのサイネージを更新することとなりました。
導入時の課題と要望
選定のポイント
ウェブでの選定の段階では、複数社の商品について検討が行われました。その中で、東芝のディスプレイが一番良さそうだということで、ショールームまで足を運んだとのこと。「1度現物を見させていただいて、実際にどんなふうに運用できるのかを教えていただいて、使い勝手が良さそうだということで決めさせていただきました。」(加藤氏)
加えてブリスロード社が提供する1,000以上の無料のテンプレートが用意されたクラウドサービスであるiSignWeb®(アイサインウェブ) も選定の決め手のひとつに。毎日同じ人が更新作業を行うわけではなく、中にはコンテンツのデザインができる人もいればできない人もいるため、文字を入力するだけでプロ並みのコンテンツを簡単に作ることができる点が評価されました。
「スケジュールの更新作業は毎日のことなので、使い方が単純な方が作る人にはいい。自動で文字サイズが変わるので、ちょっと字数が増えても気にする必要がなく、とても使い勝手がいいですね。」(加藤氏)
導入効果と将来の展望
「老朽化したプラズマディスプレイを交換して気づきましたが、ずいぶん暗いものを使っていたんだなと思いました。」(加藤氏)
交換して最も好評だったのは、日あたりがよく明るい場所でも映像が鮮明に見えること。外からもはっきり見えるので、かなりいいねという声があるとのことです。月に数回ある保守点検日には貼り紙で点検のお知らせをしていましたが、今はTD-E552に表示しています。「今日なにかやっているんじゃないかとふらっと来る人もたくさんいらっしゃるのですが、遠くから見て保守点検日ということが分かるので、今日やっていないんだということがすぐに伝わっていいですね。」(加藤氏)
現在、エントランスに設置された2台のTD-E552には、当日のスケジュールと今後のイベントの告知を表示しています。館内受付のとなりに新設した情報コーナーにはTD-E502を設置。今後は、イベントの告知だけでなく、施設の案内などハード面の情報も提供していきたいとのこと。これからも練馬文化センターを訪れる利用者の方々に分かりやすい情報発信を行っていく予定です。