新型コロナウイルス感染症の拡大により、観光業界を取り巻く状況は大きく様変わりしています。訪日外国人旅行者(インバウンド観光)の激減にとどまらず、国内観光も停滞しています。旅館・ホテルなど宿泊施設は、この難局にどう立ち向かえばいいのか。今まさに、新しい観光の在り方が模索されています。本ホワイトペーパーでは、東洋大学国際観光学部観光学科の栗原剛准教授のインタビューをもとに、Withコロナ時代に乗り切る宿泊施設のIT活用など、観光産業復活のヒントを解説します。
観光業界を取り巻く現状
ホテル・旅館のIT 導入状況
With コロナ時代のIT 導入による効果
東芝映像ソリューションの法人向けレグザのメリット
東芝映像ソリューションは、法人向けレグザの宿泊施設客室テレビ付帯サービスとして、クラウド型のホテル客室インフォメーションサービス「東芝レグザ ルーム コンシェルジュ®」を提供しています。
東芝レグザテレビで、施設案内、近隣案内、設備・サービス等を案内します。新型コロナウイルス感染症拡大などの影響により、ホテル内におけるVODサービスに係る運用コスト削減が注目される中、ホテル館内の情報発信に特化した、VODを付属しないホテル客室インフォメーションシステムです。
主な特長は、テレビをレグザクラウドサーバにインターネット接続でき、セットトップボックスやローカルサーバ等の追加機器が一切不要。初期費用を削減することができます。また、月次サービス利用料金も1施設100室未満であれば15,000円と安価に設定されているほか、客室数に合わせたリーズナブルな料金プランが用意されています。また、これまで業者に依頼していたホテル客室インフォメーションの表示コンテンツの更新や追加は、ホテルスタッフが手持ちPCからブラウザで編集が可能となり、用意されたテンプレートでテキストや画像を入れ替えるだけで簡単に行うことができ、運用費用を削減することができます。さらに、客室やロビーの印刷物をデジタル化して客室テレビに表示することで印刷物の制作・印刷費用を削減することもできます。
宿泊客から現場スタッフへの問い合わせを減らし、人材不足の現場の業務負荷軽減にも貢献します。セルフ方式で表示コンテンツの運用更新やSNS連動も可能となります。宿泊客はホテルインフォ―メションをリモコン操作でプル型表示によって閲覧することができます。
栗原准教授のインタビューからWithコロナ時代のホテルや旅館の在り方が見えてきました。
ITツールの活用がカギとなるようです。あらためてポイントをまとめてみました。
※掲載記事は取材当時の内容で構成されており、記事内における名称、職位、各種情報等は公開当時のものです。